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冬の上海旅行について

中国は12月の冬至を迎えると途端に寒さが厳しくなります。

中国には冬至から9日毎に分けて春を待ち望む、こんな数え歌があります。

一九 二九  不出手 (1ばんめと2ばんめの9、冬至から18日間は手も出せない)

三九 四九  氷上走る (3ばんめと4ばんめの9、冬至から19日目から36日目までの間は、氷の上を歩く)

五九 六九 河辺看柳 (5ばんめと6ばんめの9、冬至から37日目から54日目までの間は、河岸の柳をみる)

七九 河開 (7ばんめの9、冬至から63日目には、河の氷が解ける)

八九 燕来 (8ばんめの9、冬至から72日目には、ツバメが到来する)

九九加一九 耕牛遍地走 (9ばんめの9、冬至から81日目に、もうひとつ9を加えるころ、冬至から90日目には、大地を耕す牛があちこちに目に着くようになる)

これは中国のなかでも寒い北京に伝わる歌ですが、上海などの比較的温暖な地方でも、中国の寒さはやはりあまく考えられるものではありません。

上海の緯度は、北緯31度です。日本では鹿児島県に相当します。

しかし、冬になるとシベリヤやモンゴル方面から吹き込む乾燥した北西風の影響をまともに受けることから、同緯度の世界の他の諸地域と比べると寒さは厳しいといえるでしょう。

特に夜の寒さは厳しく、零下10度を下回ることも!

また、ある程度のホテルでないかぎり、熱いお湯が出ることはあまり期待できませんし、暖房設備も整っていないことが多いようです。

上海旅行・観光に冬に訪れる予定の方は、携帯用のカイロをスーツケースに入れておき、いざというときに備えたほうが良いでしょう。

北京とは雲泥の差で過ごしやすいのですが、それでも積極的に町を歩きたいと言う人は、春、4月中旬から6月上旬、または秋、9月下旬から10月下旬の上海蟹がおいしくなる時期がベストかもしれません。